スポンサーサイト

  • 2018.04.10 Tuesday

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • 0
    • -
    • -
    • -

    演劇論Α善藹弌

    • 2018.02.09 Friday
    • 00:55

     演出という部署は演劇の中身という面で最も重要な部署である。映画で言うところの監督に当たるところが演劇における演出と言えるだろう。基本的に演出家が芝居に対する決定権を持っている。そして、他の部署はそれを反映させ表現に昇華させる。演出家の方向性が間違ったものであれば、その舞台は面白いものになる可能性は低くなる。演劇の中身で最も重要なのは演出である。

     演出家といってもさまざまな人がいる。役者に対して自由な表現を求めるタイプ、自分の方向性から役者に考えさせるタイプ、自分の方向性に従わせるタイプ。ここで挙げた以外にもたくさんのタイプの演出家がいる。演出は役者に対してだけでなく、音響や照明などの方向性も決める。総合的に舞台表現の中心になっている。

     だが、私は演出というものは、従わせるためのものだとは思っていない。もちろん先に挙げたようにさまざまなタイプの演出がいる。そして、それを全部否定することはできない。だが、なぜ演出というポジションが必要なのかを考えれば演出家の最も重要な役割というものが見えてくると思う。それは、観るということである。演出家というのは観ることが仕事だ。見た上で直すところ、よかったところなどを指摘する。芝居に対して統一感を出させることも必要である。

     演劇では役者も、裏方も、自分たちを観ることはできない。だから、稽古中は他に観る人がいないわけである。演出家はその観るという大事な視点である。

     もし、観るという視点をなくして、自分の方向性のみを表現したいのならば、演出家が一人でやればいいだけだと私は思う。なんのために役者がいるのか、なんのために裏方がいるのかといえば、それぞれがそれぞれに、違う考えを持ちそれを化学反応させるためである。だから演出家はただそれを見ればいい。そして、舞台に関わる人間が化学反応を起こし面白いものを作れるように手助けをすれば良いのだと私は考えている...

    PR

    calendar

    S M T W T F S
          1
    2345678
    9101112131415
    16171819202122
    23242526272829
    30      
    << June 2019 >>

    selected entries

    categories

    archives

    links

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM