商業的な物とアートの違いって何だ・・・

  • 2018.01.06 Saturday
  • 02:31

JUGEMテーマ:演劇・舞台

 演劇をやっていたときに部類分けで、商業演劇という言葉が使われることがあった。当時の自分は、演劇は演劇だろと思っていた。そして、もし部類分けで、商業演劇という物があるとすれば私はやりたくないと思っていた。だが、商業的な物とアートの違いを明確にしなければそれを分別することもできない。今日はそれについて少し考えてみようかと思う。

 まず、プロとしてお金をもらう以上は、どんな物でも商業的な物だと言える。だが、これを言ってしまうと議論にならないので、少しおいておこうと思う。では、どんな違いがあるのだろうか。一般的に、商業なんとかという場合はお金を稼ぐことを目的とされている物である。商業演劇と言えばお金を稼ぐための演劇である。ということは、出演者も演出もそれなりになの通った人でなければ客を呼ぶことができない。だから、有名な人間を使うのである。商業演劇は主に、集客をどれだけするか、そしてどれだけの利益を上げるかということが大事である。私の雑感だが、商業演劇は大型の劇場や、分かりやすい話とか、有名俳優とか、誰にでも足を運んでもらえるように工夫されている物だと感じている。そして、お客にわかりやすい物でなければならないため、基本的には実験的な物は少ない。やりたいことをやる、というよりは、お金を稼ぐためにどう工夫をするかというイメージである。あくまでも私はの話だが・・・

 では、アート的な物は何が違うのか。先に少し触れたが、お金を稼がなければ飯は食えないので、お金を稼ぐという視点は同じである。だが大きな違いは、劇団や団体の特色的な物が出やすいのがアート的な物だと私は考えている。たとえば、前衛的などという言葉はアーティスティックな表現として使われるが、そういった物が生まれやすいのが商業演劇ではない、アート的な物と思う。だから、何方かと言えば大衆向けではないし、好き者が見るものというイメージがつきやすい。正直初めて見る人は何やってるのかわからない様な物も存在するくらい、幅の広い物である。

 さて、私は、商業的な物をやりたいと思わなかった。なぜかと言えば、自分のやりたいことが消されるからである。まあ、私が学生時代に書いた台本が、どちらよりだったかと言われれば微妙なところだし。所詮学生が書いた物なので、たいした物ではなかった。だが、考えだけはいっちょまえに持っていた。それに、自分のやりたい世界観は高校時代から持ち続けていた。だから、商業的な物、というか、誰でもできんじゃん、が嫌いだった。今考えれば、調子乗ってんなと言いたくもなるが。当時の私はそうであった。

 演劇をやめた今でも、やはり、大衆的な物よりも、少し変わったものに惹かれている。主に、R18指定とか、だいぶエグい内容のものとか、エログロ系とか、大衆受けしない物の方が好きである。

 さて、なんか締まりが悪い気がするが、大衆的な物も、芸術的な物も面白いもの、そうでないもの、いろいろある。ただ、何がどんな物なのかは判別できると作品の見方が変わってまた少し面白くなる。私はそう考えている・・・

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  • 2018.01.20 Saturday
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