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- 2018.04.10 Tuesday
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JUGEMテーマ:真の男女平等
現在、働き方改革や、女性に対する働き方の改革、子育て支援など、国を挙げて働くという面で動きがある。また、女性の権利に対しての考え方も変わりつつあると思う。では、本当の意味で男女平等というのはありえるのだろうか?考えていきたい。
まず、日本では女性に対して、家庭を守るもの的な古い考え方がある。そして、第2次世界大戦が終わり、現在の日本国憲法になるまで女性の参政権は認められていなかった。また、法律的にも男尊女卑的な、男性優位の考え方があった。
現在はどうかというと、男女平等参画社会基本法や男女雇用機会均等法など男女平等の社会になるよう国を挙げて取り組んでいる。しかし、セクハラなど女性差別と言われる様なことが多く起きている。長年の慣習から女性が社会にでて働きにくい様なところがあるのが現状だと思う。また、男性に対しては外に出て働いて当たり前とか、男がしっかりしなければいけないとか、無駄に男を持ち上げようとする慣習がある。
ここで考えたいことは、男と女は何が違うのかというところだ。私は男女を考えるとき差別してはならないところと、差別しなければならないところがあると考えている。ではそれはどんな所だろうか、考えてみたい
まず男女で差別してはならないことを考えたい。それは、基本的な権利だろう。例えば、憲法に書いてある様な基本的人権、財産権、参政権など、社会を人間として生きる際に男も女もないと考えられることだ。これを差別してしまえば、戦後まで続いた男性のみの選挙権などを認めることになる。実際、人間という集合でみれば、各人に様々な権利や機会が与えられなければならないのは当然である。教育や仕事などに関しても同じで、男とか女とか関係なく平等にしなければならないだろう。
では、差別しなくてはならないこととは何だろうか?正直ぱっと思い浮かばないが、例えば男は力が強いとか、女は力が弱いとか、子供が産めるか産めないかとか、男女の体の作りの違いくらいではないだろうか。
上であげたことを考えるのならば、人間である以上、男も女もないということになるはずであり、日本という国では平等に権利が与えられているはずである。性別でみる前に人間として考えるべきではないかと私は考える。仕事を誰がしてもいいし、子育ても男女どちらがやってもいい。この国はそういう憲法、法律の国なのだから、そうあるべきである。もしそうでないのならば、憲法違反だ。おかしな話である。
今でも、女性は働きにくいと言われる。女だからと言われてつきたい仕事に就けなかったり。子供ができれば仕事を辞めなければならない様な状況もある。でも、これは全部おかしい。男性に対しても、男がしっかりしなければとか押し付けるのはおかしい。
人間である以上、平等に機会が与えられるはずなのだから男も女もない。だから、女性も男性に男だからと言ってはおかしいし、男性も女性に対して女だからと言ってはおかしいのだ。女性が自分を女だからと卑下してはいけないし、男性も自分を男だからと我慢してはいけない。
真の男女平等はこのような言葉を人が言わなくなり、社会の人間として性別は関係なく、性としてのみの性別を認識したとき生まれるのではないかと思う。